ドラッカーは企業の存続成長が企業の最終目標であるとしたが、企業の多くは、成長とはなにかを数値化することができません。成長とはなにかを数値化できないという事は目標がないのと同義です。SPLENDID21においては、成長とは総合評価200を目指す事として数値化できます。
今までの経営分析は、流動比率などの一部の企業力のみしか表示されず、そのため、自社の格付けを行なうための基準にはなりえませんでした。SPLENDID21では、統計学の手法を用い、経営指標を統合化することにより、経営者の意思決定に役に立つ分析指標の提供を可能にしました。
売上高総利益率・売上高経常利益率・売上高当期利益率他
総資本経常利益率・自己資本経常利益率・自己資本当期利益率他
1人当たり売上高・1人当たり売上総利益・1人当たり経常利益他
棚卸期間回転期間・売上債権回転期間・買入債務回転期間他
流動比率・当座比率・現金預金比率他
経常利益増加率・売上増加率・総資本増加率・従業員増加率他
固定比率・固定長期適合率・自己資本比率他
総合評価し、時系列化しても、グラフに変えて、その変動を観察しなければ企業を「生き物」としてとらえることはできません。SPLENDID21では、折れ線グラフを用い、企業力の変動を一目瞭然ならしめ、経営者の判断を明瞭化します。
単年度の企業力総合評価分析は、企業が悪化したか、改善したかが理解できないばかりでなく、成り行きで総合評価が下落した場合の、破綻懸念領域までの到達年数を計算する思考がありません。従って、「忍び寄るリスク」に対するソナー機能を果たすことができません。
ゾ−ニングされた状況の判断を一瞬ならしめるために、カラ−リングを行います。これによって、経営者は自動車を運転する時のように、リスクを感じたら急ブレーキをかけることができます。SPLENDID21は、より実践経営に役立つように、「理論よりも実践」という面を最重要視します。
試算表と連動させ、自社の月次の経営をチェックします。決算書、試算表、経営計画を連動させ、この「三面鏡分析」により、経営コックピットを作成し、企業の経営承継をも成功に導きます。